公演レポート

横浜交響楽団第725回定期演奏会に寄せて

2023年7月30日(土)

横浜交響楽団第725回定期演奏会でした。

昨年のサマーコンサートに続き、今年も指揮者を務めさせて頂きました。

毎回、7月の定期演奏会は「サマーコンサート」と題して、親しみやすいプログラムを用意。また、全日本学生音楽コンクールにて横浜市民賞を受賞した方をソリストに招いて共演しています。

今年のプログラムは、

ハイドン/交響曲第101番《時計》

ブラームス/交響曲第2番

の2曲に加えて、バリトン歌手、石本高雅さんを招いてオペラの名曲を3曲と、ナポリ民謡「O sole mio」を披露して頂きました(O sole mioは私の編曲したオーケストラ伴奏譜を使って頂きました。感謝!)。

終演後の1枚。気さくな方で、リハーサルが毎回とても楽しい時間でした。ありがとうございました。

ステージリハーサルでの1枚。団員さん撮影。

本番の演奏はリハーサルよりも更にギアが上がり、指揮台にいて鳥肌が止まりませんでした。

4曲目が終わった瞬間、万雷の拍手とBravo!の掛け声。

本当に素晴らしい独唱でした。

ソリスト・アンコールではピアノ伴奏を弾かせて頂きました。GP直前の練習で決まったので必死でしたが、無事に終えられて良かった・・・ミスタッチはご容赦ください。

こちらは本番中の1枚。舞台袖の団員さん撮影。

ハイドンの交響曲第101番は数年前に一度だけ演奏したことがありますが、やはりアンサンブルの難しい曲ですね。

特に第1楽章は最後の最後まで苦労しました。

ブラームスの交響曲第2番は、前半の2つの楽章を重厚に。軽快で優しい第3楽章を挟んで、第4楽章をアクセル全開に!という構図で考えていました。

第4楽章のラストは、アクセルを踏みっぱなしで!とお願いしていましたが、本番ではやや飛ばし過ぎたかもしれません。オケの皆さん、ついて来てくれてありがとうございました・・・!

終演後、ホールを出たところで記念撮影!

横響の皆さん、1ヶ月半ありがとうございました。

次回、第726回定期演奏会は9月13日(水)、会場は同じく神奈川県立音楽堂。

平野桂子先生の指揮で、シューマンの交響曲第4番とベートーヴェンの交響曲第5番《運命》という王道交響曲プログラムです。

そしてその次、第727回定期演奏会は再び私が指揮を担当致します。

モーツァルトの交響曲第1番、クレド・ミサ曲、ハイドンの聖ニコライ・ミサ曲という珍しいプログラム。

ソリストは神戸佑実子さん(ソプラノ)、内海祐花さん(メゾ・ソプラノ)、鷹野景輔さん(テノール)、的場正剛さん(バリトン)。

合唱は、横響合唱団の皆さん。

近くなりましたらまた改めて宣伝します。

横響の皆様、引き続きよろしくお願いします!

ABOUT ME
condzoomin
指揮者・ピアニスト・愛猫家。ショスタコーヴィチの作品研究と演奏をライフワークにしています。好きな日本酒は浦霞。