2025年12月14日(日)
毎年恒例の「横響・第九演奏会」を指揮させていただきました。

横浜交響楽団の第九演奏会は毎年、神奈川県民ホールで行っていました。
合唱団は「横響合唱団」と公募で集められた「横響と第九を歌う会」の合同合唱団で、380人程の登壇者がいました。
しかし、神奈川県民ホールが閉鎖となり、今年は神奈川県立音楽堂での開催。毎年舞台に乗っていた合唱団は、県立音楽堂の舞台には乗り切らない・・・ではどうするか?
合唱団を2つに分けて、2回公演にしてしまえば良い。
・・・という発想のもと、1日2回の第九演奏会が行われることになったのでした。


↑リハーサルの様子
ベートーヴェンの「第九」は最も指揮した回数の多い交響曲のひとつですが、さすがに1日2公演は初めてです。
当日の舞台上でのリハーサルも合わせると、4回演奏したことになります。夜の公演を終えた後は、流石に体力の限界を迎えていました。


↑終演後にソリストの皆さんと

↑昼の公演が終わったあと、夜の公演のリハーサルまで1時間程度しか空き時間がなかったのですが、ソリストの皆さんとコーヒーブレイク。
合唱団の練習は9月末からスタートしました。
その頃は、まだ「ドイツ・レクイエム」の練習中で、第九と並行しての練習に。そしてオケの練習もまた別日にあり・・・
本当に忙しい日々でした。
ですが、やはり終わってしまうと寂しいものです。
感傷に浸る間もなく、横響合唱団は来年4月の定期演奏会に向けて準備を始めています。
情報公開まではもう少しかかると思いますが、早く告知がしたくてうずうずしています。

