公演レポート

横浜交響楽団第727回定期演奏会に寄せて

2023年10月29日(日)

横浜交響楽団第727回定期演奏会が無事終演しました。

「ミサ曲の午後」と題した演奏会で、滅多に演奏されない珍しいミサ曲を2曲取り上げました。

元々、このような珍しいプログラムになったのには理由がありまして・・・

コロナ禍で舞台に乗れる人数にかなりの制約が課されてしまっていました。その数はなんと合唱団40人まで、オーケストラは20人まで。

そんな人数制限でできる曲は・・・?そもそも合唱団は80人いるしオーケストラも編成によっては50人を余裕で超えてしまう場合も・・・

ということで考えだされたのが

・編成の小さい古典派のミサ曲

・オーケストラも合唱団も2つのグループに分けて2曲のミサを演奏する

ということでした。

しかし練習を進めているうちにホールの人数制限が解除されたため、2曲とも全メンバーで参加することができるようになったのでした。

↑リハーサルの様子

オーケストラも合唱団もかなり歴史の古い団体ですが、今回演奏したミサ曲をプログラムに取り上げたのは初めて。

四苦八苦しながら練習に取り組みました。

初回合同練習後の1枚。左から神戸さん(ソプラノ)、内海さん(アルト)、泉(指揮)、鷹野さん(テノール)、的場さん(バリトン)。

演奏会当日。通い慣れた神奈川県立音楽堂ですが、普段よりも舞台に立つ人数が多いためセッティングに苦労しました。

↑本番中の1枚。

素晴らしい独唱を披露してくださった歌手の皆様と。

本当にありがとうございました。

そして、この演奏会から2日後・・・

早速次の演奏会に向けての練習が始まりました。

いよいよ次は第九演奏会!

年末の風物詩である第九を、合唱団300人、オーケストラ80人で演奏します。

枚数に限りはありますが、もし私のTwitterなどを経由してご連絡頂けたら、無料招待させて頂きます。

よろしければ是非、ご検討ください!

あっという間に年末ですね。仕事納めまで引き続き頑張っていきましょう。

ABOUT ME
condzoomin
指揮者・ピアニスト・愛猫家。ショスタコーヴィチの作品研究と演奏をライフワークにしています。好きな日本酒は浦霞。