公演レポート

埼玉フィルハーモニー管弦楽団第85回定期演奏会に寄せて

2024年4月21日(日)

埼玉フィルハーモニー管弦楽団第85回定期演奏会に客演指揮者として出演させて頂きました。

3ヶ月以上過ぎて今更の活動報告記事ですが・・・

3度目の客演となる埼玉フィルさん。前回の共演は2022年11月。メインはブルックナーの交響曲第2番でした。

今回のプログラムは、

ベルリオーズ/序曲《ローマの謝肉祭》

リスト/交響詩《前奏曲》

ショスタコーヴィチ/交響曲第5番

でした。

ベルリオーズの「ローマの謝肉祭」は何気に初挑戦でした。

リストの「レ・プレリュード」は学部の卒業試験の課題曲。ある意味思い出の曲です。

そして、メインのショスタコーヴィチ。自分の大学院在学中の研究テーマに最も深く関係した作曲家であり、今回はプログラムに4ページものインタビュー記事を掲載して頂きました。

会場は、さいたま市文化センター。前回の埼玉フィルさんとの共演ぶりに足を運びました。

舞台はこんな感じ。

午前中は全曲通しながらの最終リハ。

演奏時間自体は過去2回の共演ほど長くはないものの、体力的にはかなり厳しいプログラムです。ペース配分に気をつけながら約2時間のリハを終えました。

あまりお目にかかれない特殊楽器のチェレスタ。

ショスタコーヴィチの作品ではよく登場します。交響曲第5番でも、総演奏時間は1分にも満たないですが印象的な旋律を演奏します。

今回の演奏会は、過去にレッスンしていた生徒や実家の両親など色々な人が応援に駆けつけてくれました。大変嬉しい事です。

700人以上のお客様に見守られて無事に終演しました。

皆様ありがとうございました。

埼玉フィルの皆さん、練習開始から4ヶ月という短い期間でしたが、とても楽しい時間でした。また共演できる日を楽しみにしています。

さすがに活動報告をサボり過ぎました。次回の更新では4月28日(日)に出演した演奏会について書きたいと思います。

ABOUT ME
condzoomin
指揮者・ピアニスト・愛猫家。ショスタコーヴィチの作品研究と演奏をライフワークにしています。好きな日本酒は浦霞。