音楽雑談

掛け持ちの日は移動が大変

こんばんは。

今日は医科学生ウィンドオーケストラ、通称医科吹(いかすい)の練習日でした。

もう一人の指揮者である福田洋介先生によるリハーサル風景

先日の記事でちらっと書いた通り、医療系の大学生が集まる吹奏楽団である医科学生ウィンドオーケストラにて指揮者を務めさせて頂いております。(なぜこの楽団の指揮者を務めることになったか、についてはいずれ記事にもしようかなと考えています)

毎年、年末に大規模な吹奏楽の演奏会を開催している医科吹。今年は「第6回演奏会」となります。

医科吹ホームページはこちら

僕は毎年、この演奏会が仕事納め。演奏会本番で仕事納め、というのはなかなか贅沢だなぁと思いますね。

毎年、胃もたれ必至なプログラムでお届けしている医科吹。

今年は第3部(メインステージ)にスミスの「フェスティバル・バリエーション」、長生淳の「楓葉の舞」の2曲を演奏します。これだけでも吹奏楽経験者(あるいは吹奏楽ファン)ならひっくり返るレベルの重たい楽曲だということは分かって頂けるかと思いますが・・・

第1部にて吹奏楽オリジナル曲を3曲、第2部にてポップスを5曲。更には幕間に有志によるアンサンブルまで行うんです。

知り合いのプロの管楽器奏者たちにこの事を話したら苦笑いしていましたね。

月に2、3回都内にて練習を重ねる。

今日の練習は、何と9:30〜17:00という長丁場。

今までに無かった試みとして練習が折り返し地点に来た段階で一度「全曲通し」を行ったのでした。

確かに市民楽団とかでもそうですが、全部の曲を通す機会が本番直前の1回だけ、というのはよくありますよね。

でも、直前の通しで起きたエラーをリカバリーするのはなかなか難しい。なので一度通しを行ってみて、現時点での完成度を客観視するというのは良いことだと思います。

午前中に軽くリハーサルを行い、午後イチで全通し、その後返しという非常にハードな練習内容でしたが、おかげで多くの反省点が生まれました。本番まで2ヶ月。ここからどうやって完成度を高めていくか考えていかなくては。

演奏会は、2019年12月26日(火)、めぐろパーシモンホール大ホールにて。18時開演。

そしてこのボリュームで入場は無料なんです。

年末のお忙しい時期だとは思いますが、足をお運び頂けると嬉しいです。

今日は医科吹の練習が終わった後、もう一団体、オーケストラのリハーサルがありました。

17時に医科吹の練習が終わり、18時30分から次の仕事。医科吹が終わったらすぐに会場を飛び出し、リハーサル開始10分前に何とか着きました。

ブラームスの交響曲第1番などをみっちり2時間半リハーサルし、ようやく今日の業務は終了・・・。

帰り道、テレビのCMで流れていて美味そうだと思っていたやよい軒の油淋鶏定食を食べてから帰りました。

結構カロリー凄そうだけど、今日はめっちゃ働いたからプラマイゼロ。むしろマイナスだと思います。

楽団の練習というのは土日に集中しますから、2団体掛け持ちというのはかなりの頻度であります。

リハーサル自体は勿論、移動でも結構体力が持っていかれますね。

何年か前ですが、午前中に千葉で訪問演奏本番、午後から都内の吹奏楽団とリハ、夜から千葉の吹奏楽団とリハという怒涛のスケジュールをこなしたこともありますが、あれは本当にきつかった。

まあ練習の掛け持ちはよくあるんですが、明日は僕の指揮者人生で初の「本番掛け持ち」の日なんです。

体力や集中力がもつのか、若干不安ではありますが、何とか乗り切れますように・・・。

ABOUT ME
condzoomin
指揮者・ピアニスト・愛猫家。ショスタコーヴィチの作品研究と演奏をライフワークにしています。好きな日本酒は浦霞。