真面目な音楽の話

怒涛の「2本番掛け持ち」の日

こんばんは。泉です。

今日は人生初、2本番同日開催。掛け持ちでリハーサルを2団体同日に行うことはありますが、本番の掛け持ちは初めて。

結論から言うと分かってたけどめちゃくちゃ大変でした。

大変でしたが、その分とても幸せな時間を過ごすことができました。

ということで今日の更新はそのレポートをしようと思います。

まずはお昼。

会場は練馬文化センター。

「練馬区秋の合唱祭」というイベントに、練馬アカデミー合唱団の指揮者として参加してきました。

取り上げた曲目は、團伊玖磨作曲の混声合唱組曲《筑後川》。

この曲は来年4月19日(日)に行われる第25回定期演奏会でも演奏されます。

終演後、急いで大江戸線に飛び乗り三鷹駅を目指します。

夕方からは武蔵野市民文化会館にて行われるBackroom Boysという団体の第2回公演。

意外と乗り換えがスムーズにいったので舞台リハーサルが始まる15分前くらいに着くことが出来ました。

舞台リハーサル自体は昼から行われていたのですが、今回の演奏会は指揮者なしのステージがありそちらのリハーサルを優先して行って頂いたお陰で間に合ったのです。

舞台リハーサルの様子

最初にこの演奏会への出演の依頼を頂いた時、練馬区秋の合唱祭への参加があるから出演は難しいとお断りさせて頂いたのですが・・・当日のリハーサルのスケジュールを調整するから間に合いますと言ってくださり、そうまでして僕を起用してくださったこの団体には本当に感謝しています。

この団体はミュージカルでは影の主役とでも言うべき「合唱」にスポットを当て、数々の傑作ミュージカル作品から合唱が絡む曲目を演奏するというコンセプトで、今回も多くの名曲を取り上げました。

メインとして演奏した《ライオンキング》メドレーでは何と、劇団四季のライオンキングにて主役を務めた歌手、宇都宮直高さんをゲストに迎え、素晴らしい歌声を披露して頂きました。

宇都宮さんと若手ミュージカル歌手の皆様と終演後に。

この演奏会の監督である山崎さん、大学・大学院の先輩のバリトン歌手、櫻井さん。

そして今回初共演をさせて頂いたミュージカル歌手の岩井さん、関根さん。

素晴らしい出会いに、感謝です。

終演後の打ち上げでもソリスト、合唱団の皆様と色々な話をさせて頂きました。

ピザ美味かった

こんなにも忙しく、こんなにも充実した日はなかなかないでしょう。

明日はとあるPV撮影に参加させて頂きます。

まずはちゃんと朝起きられるかどうかが心配ですね。

ABOUT ME
condzoomin
指揮者・ピアニスト・愛猫家。ショスタコーヴィチの作品研究と演奏をライフワークにしています。好きな日本酒は浦霞。