公演レポート

八千代フェスティバルバンド第9回ポップスコンサートに寄せて

昨年の更新頻度の少なさは、「書きたいことはあるのに筆を手に取るまでが長い」という、自分の怠惰さに起因するものだと反省しておりますので、今回はすぐに公演レポートを書きたいと思います。

2023年2月5日(日)、今年最初の演奏会が無事に終演しました。

八千代フェスティバルバンド 第9回ポップスコンサート

千葉県八千代市にて2007年から活動している市民吹奏楽団です。

僕がこの楽団の常任指揮者に就任したのが2016年なので、もう7年目の付き合いになるわけですね。

スペシャルコンサート(定期演奏会)、ポップスコンサートを年に1回ずつ開催する他、前回の公演のような特別公演も不定期で開催しています。

今回は、2019年6月ぶりのポップスコンサート。

今までのポップスコンサートは勝田台文化センターという小規模なホールで、2回に分けて公演を行っていました。

毎回満席になるため大きなホールに拠点を移さないと・・・という話は前からあったのですが、今回コロナ禍ということもあり満を避ける意味もあり、スペシャルコンサートを開催している八千代市市民会館の大ホールにて開催したのでした。

僕はかなりの雨男で、特に八千代フェスティバルバンドの公演はほとんどの公演で雨を(酷い時には台風)呼んでいたのですが、今回は快晴。

そのためか普段より客足が多いように見受けられました。

15年近く地元で活動していることもあり固定客も多いようで、会場は終始暖かい雰囲気に包まれていました。

普段の演奏会のような正装ではなく団のオリジナルTシャツを着用しての公演。動きやすいことこの上ない。

今回は第1部が往年の名曲たち、第2部が吹奏楽オリジナルを含むクラシックステージと、あまり見ないプログラム構成でした。ポップスコンサートと銘打っておきながら半分はクラシック系という・・・

前半のポップスでかなり体力を消耗しながらも後半にメイン級の楽曲が並んでいるためペース配分が大変でした。

途中、ひやっとするような箇所がありながらもなんとか無事完走(完奏)。

とても充実した本番でした。

さて、次回公演ですが、2023年9月17日(日)に今回と同じ八千代市市民会館大ホールにて「第12回スペシャルコンサート」を開催します。

最後のスペシャルコンサートは2020年2月。コロナ禍が始まるか始まらないかの瀬戸際での開催でした。

久しぶりのスペシャルコンサート。今からとても楽しみです。

早速、再来週から練習が始まります。また次の目標に向けて頑張っていきましょう!

ABOUT ME
condzoomin
指揮者・ピアニスト・愛猫家。ショスタコーヴィチの作品研究と演奏をライフワークにしています。好きな日本酒は浦霞。