音楽雑談

卒業試験から6年か・・・

こんばんは。

Facebookをやっていると、たまに「◯年前の投稿です」という通知が来たりしますよね。

今日、何気なくFacebookを開くとそのような通知が来ていました。

内容は・・・

ちょっと画質は荒いけど

卒業試験。

東京音楽大学指揮科の卒業試験から丸6年経ったという通知でした。

6年。6年か・・・。

僕は大学院まで出ているので6年というとつまりもう一度大学に入り直してから院を出ることができてしまいますね。

そう考えると恐ろしい時間の流れの早さ・・・。

指揮科って試験はどんなことをするの?とよく友人に聞かれます。

指揮科の試験は大学によっても違うかもしれませんが、東京音楽大学の場合は主に「リハーサル」です。

オーケストラの授業の時間をお借りしてリハーサルを行うのですが、与えられた時間でいかにリハーサルを上手く進行させるかを見られています。

カリキュラム次第ではその授業内で本番を行ったり、大学のホールで本番を行ったりする場合もあります。

当時22歳の僕です

課題曲はリストの《レ・プレリュード》でした。

「人生は死への前奏曲」という考えに基づいて作曲された交響詩です。

曲の解説はさておき、この曲はナチス政権下のドイツで独ソ戦の戦況をラジオなどで発表する際に流れていたということで、大学院で第二次世界大戦中のソ連の音楽について研究していた自分としては、なんか不思議な縁を感じます。

Facebookにこまめに投稿していると、思いがけない時に懐かしい気分にさせてもらえるものですね。

・・・という雑談でした。

ABOUT ME
condzoomin
指揮者・ピアニスト・愛猫家。ショスタコーヴィチの作品研究と演奏をライフワークにしています。好きな日本酒は浦霞。